MLBや日本プロ野球選手の、道具や体の手入れに対する考え方について、少し紹介していきます。
まず道具についてです。それぞれのプレースタイルがあるように、手入れの方法についてもそれぞれのこだわりがあるようです。グラブは柔らかいものが好きでグラブオイルを多用する人や、ある程度の硬さを保っておきたい為に汚れを落とす程度という人もいます。またバットに対しても、最近では常に木の状態を一定に保つ為にジュラルミンケースに保管する選手も増えてきています。道具に対する手入れの仕方も、もちろん基本はありますが、自分が一番プレーしやすい状態に保つという事が大事だということです。MLBではグラブに自分の唾液を塗って手入れするという選手もいます。
次に身体の手入れについてです。
プロ野球選手はやはり身体が一番の資本ですので、それに対しての投資を厭わない選手が多い様です。一流選手は専属トレーナーを雇ったり、個々で勉強してジムに通ったりする選手もいます。MLBでは以前からウエイトトレーニングが重要という考えが強く、それによって身体の状態を向上、維持させるという考え方です。日本では技術練習の量を重視する考えが一般的でしたが、最近ではトレーニング科学の発達と、情報入手が容易になったことから、体力トレーニングをしながら身体の手入れをしていくという選手も増えてきているようです。
一流選手は道具の手入れも、身体の手入れも深い考えを持って行っているということです。